人気ブログランキング | 話題のタグを見る

なんも・なんも


ゆっくりでも、前を向いて進みましょう。
by hikkey05
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

百計つきたときに

ワタクシのかばんに先週から

お守りのようにある新聞の切抜きが入っている。

北海道新聞の朝刊、「朝の食卓」のコラムである。

コラムを書いた方は直接お会いしたことはないが

知り合いにその方の人となりをきいたことがある。

コラムには

百計も尽きたときに、苦悩の果てが一計を生む。」という吉川英二氏の小説

『三国志』の文章を引用されたうえで

困難の中で求めるとき、道が開かれるという経験があるだろう。生きていれば困難はつきもの。

もうだめだという場面に遭遇する。そのとき、そこから目をそむけ逃げたり、自暴自棄になって

強行突破するのでもなく、現状を静かに見極め、受け止めて、時にかなった行動をしたい。

聖書によれば、「神は、・・・試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えてくれている」のだから。」(
引用)


こどもにも百計がつきることがある。

ある子は二年間苦悩を続けた。大人なら逃げたり自暴自棄になり

アルコールやギャンブルに走ることもあっただろう。

でもその子は淡々と日々を過ごしていたと思う。

そして、なんども訪れる底つき体験をうけとめ

よく耐え、折り合いをつけて生きてきてくれたと思う。

愚痴や恨み言をいいながらも

最期には折り合いをつけて潔く現実を受け入れてきた。

その子の内なる力を、・・・・なんと表現すればよいのだろう

「感動」や「勇気づけられる」などの言葉はそぐわない。

その子のその力は言葉に表すことはできない。

涙があふれたがそのことすら恥ずかしくおもった。

子どもの生きようとするパワーはどの子どもにも備わっている。

そして、圧倒的に大人よりも経済的、物理的、社会的、知識的に

不利なのに底がつきてしまうこどもらは多い。
by hikkey05 | 2008-03-16 22:21 | 居場所
お気に入りブログ
りんく
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧